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論文

Electron beam-induced fries rearrangement of sulfonamide and sulfonate crystals

加藤 順*; 前川 康成; 吉田 勝

Chemistry Letters, 34(2), p.266 - 267, 2005/02

 被引用回数:12 パーセンタイル:42.97(Chemistry, Multidisciplinary)

電子線を利用した有機機能性材料創製の一環として、結晶状態のスルホンアミド及びスルホン酸エステル結晶の電子線反応について検討を行った。われわれは、スルホン誘導体が、対応するカルボニル化合物よりも高い電子線反応性を有し、Fries転位反応性生物を与えることを見いだした。この反応は、無溶媒でエステル結合を極性の高いフェノールやアニリン構造に変換する有効な方法である。さらに、スルホンアミドの電子線反応によるアニリン誘導体の生成は、酸性物質が塩基性物質に化学変換される非常に興味深い反応である。したがって、これらの電子線により引き起こされる化学変換は、電子線リソグラフィーやナノレベルでの構造制御のための新しい材料設計への展開が期待できる。

論文

Electron-beam-induced fries rearrangement and oxidation reactions of sulfonic acid esters in crystalline state

湯浅 加奈子; 榎本 一之*; 前川 康成; 加藤 順*; 山下 俊*; 吉田 勝

Journal of Photopolymer Science and Technology, 17(1), p.21 - 28, 2004/07

 被引用回数:9 パーセンタイル:31.04(Polymer Science)

電子線感受性や反応選択性の高い有機分子の設計を目的に、スルホン酸誘導体を合成し、その結晶状態でのFries転位及び酸化反応挙動を詳細に検討した。phenyl p-toluenesulfonate(1a)結晶は、電子線照射によりFries転位が進行し、o, p-Fries転位体,分解生成物であるフェノールに加え、光反応では報告例のないFries転位体の酸化体を与えた。反応初期、結晶格子支配により1aのFries転位体はo-体のみを選択的に生成した。室温で液体のphenyl benzenesulfonate(1b)は、1aと同様、o, p-Fries転位体,フェノール及び酸化体を与えた。1bは、電子線に対して高反応性を示したが、Fries転位体の位置選択性は低かった。一方、phenyl 1-naphthalenesulfonate結晶は、酸化体の生成なしにo, p-Fries転位体及びフェノールを与えた。上記スルホン酸誘導体の反応は、電子線照射によりS-O結合が選択的に開裂し、Fries転位体を与えること,電子線固有である酸化体の生成は、空気酸化やo-Fries転位体同士の酸化還元反応により生成するのではなく、系中に存在する分解物による酸化反応より生成することがわかった。

論文

Friedel oscillation in charge profile and position dependent screening around a superconducting vortex core

町田 昌彦; 小山 富男*

Physical Review Letters, 90(7), p.077003_1 - 077003_4, 2003/02

 被引用回数:37 パーセンタイル:80.72(Physics, Multidisciplinary)

超伝導状態では、磁場は磁束量子として量子化され、限定された範囲に閉じ込められることが知られている。その一方、最近の磁束量子に関する研究により、磁束量子は電荷さえ磁束中心部に閉じ込め可能かもしれないという問題が、高温超伝導体で発見されたホール効果の異常を背景に多くの実験及び理論家により議論されている。本論文では、この最新のホットな話題である電荷閉じ込めに対し、微視的理論を基に数値計算した結果から、電荷分布の特徴と電荷の遮蔽効果を議論した。数値計算結果として特筆すべき新しい結果は、磁束のコア近傍で電荷のフリーデル振動がはっきり現れることであり、この発見は、電荷の遮蔽が超伝導体では、もっぱらトーマス・フェルミ型の単純な遮蔽効果で記述されるとした理論的常識を覆つがえした言える。しかも、このフリーデル振動は、超伝導コヒーレンスが短い量子極限では、磁束コア半径よりもさらに大きなスケールで現れるため観測可能であることも重要な発見である。本論文では、以上の計算結果を示すと同時に、超伝導磁束コアでのフリーデル振動の起源についても議論した。

論文

Bilinear formulation of the Frieman-Rotenberg equation

徳田 伸二

プラズマ・核融合学会誌, 74(5), p.503 - 511, 1998/05

回転プラズマにおける線形理想MHD運動を表すフリーマン・ローテンベルグ方程式の双線形形式を導いた。この形式は安定性の解析的及び数値的な研究に適する。この論文では平衡流はトロイダル方向に向いていると仮定する。双線形形式において、反エルミートである対流項を除いて、すべての項はエルミートであることが示される。また、トロイダル流をもつMHD平衡の準中性条件とフリーマン・ローテンベルグ方程式のエルミート性との関係が明らかにされた。

論文

Development of software integration methodology for human-friendly and intelligent nuclear reactor design support system

新谷 文将; 寺下 尚孝*; 清水 智也*; 浅井 清; 秋元 正幸

Proc. of the Joint Int. Conf. on Mathematical Methods and Supercomputing in Nuclear Applications,Vol. 1, p.466 - 476, 1993/00

原子炉の設計作業をコンピュータのハードウェア及びソフトウェアで支援する知的設計支援システムの開発を最終目標に、キーテクノロジーであるモジュール統合化手法の確立のための検討を行っている。原子炉の設計においても他の分野と同様に試行錯誤的・人海戦術的方法がとられている。しかしここでは他の分野に比べて、多くの大型計算コードが使われ、解析作業の設計全体に占める割合が大きいのが特徴である。このため、計算コードを統合化する手法の確立が設計を支援するキーテクノロジーになる。本報では、設計タスクの分析結果を基に、計算コード、入力データ、結合情報を記述した情報モジュールをモジュールの単位とし、結合のためのソフトウェアを介して、モジュール間の結合関係を自動的に判断して実効するシステムを、原研で概念設計中の新型炉SPWRの負荷追従解析を例題として試作し、検討した結果について述べる。

論文

原子炉設計知的支援システムの開発; モジュール統合化手法の検討

新谷 文将; 寺下 尚孝*; 清水 智也*; 秋元 正幸

動力・エネルギー技術の最前線 : シンポジウム講演論文集 1992, p.225 - 230, 1992/00

原子炉の設計作業をコンピュータのハードウェア及びソフトウェアで支援する知的設計支援システムの開発を最終目標に、このキーテクノロジーであるモジュール統合化手法の確立のためにこれまでに行った検討結果について報告する。原子炉の設計においても他の分野の設計と同様、試行錯誤的・人海戦術的方法がとられている。しかしここでは他の分野の作業に比べて、より多くの大型計算コードが使われ解析の設計全体に占める割合が大きいのが特徴である。このため計算コードを統合化する手法の確立が設計を支援するキーテクノロジーになる。また、設計支援システムは設計者の思考を円滑にするように支援することが要求されることから設計者の思考過程を反映したシステムを構築することが要求される。以上のような観点から本報では設計タスクの分析とモデル化、これを基にしたモジュール統合化方式の試作による検討結果について述べる。

論文

Space-time correlation functions in quantal and classical binary mixtures, 2; Liquid metals as coupled electron-ion systems

千原 順三

Progress of Theoretical Physics, 55(2), p.340 - 355, 1976/02

 被引用回数:12

以前に導いた量子混合液の相関関数を計算する方法を液体金属に適用した。液体金属を古典液体であるイオンと量子液体である電子の2成分系として取り扱い、静的および動的構造因子,イオン・イオン,イオン・電子,電子・電子の動径分布関数を計算した。イオン・電子の相関はきわめて小さい。電子の動径分布関数は、jelliumモデルから計算されるものに、ほとんど一致する。量子論的直接相関関数を導入することで、中性である量子及び古典液体,荷電している液体金属・熔融塩の圧縮率を導一的に導くことができる。Friedelの総和法を液体金属を構成しているイオンのまわりの電子分布の場合に拡張した。このことから、各イオンのまわりの電子分布の一様からのずれは、あまり大きくないことが示される。単純な液体金属においては、イオンは一様な電子分布を乱すことなくうごき回り、電子ガスはjelliumモデルと同じふるまいを示すことが、結論される。

口頭

全方位指向性検出器(FRIE)の開発,3; 環境中でのフィールド試験

眞田 幸尚; 佐々木 美雪; 宮崎 信之*; 鳥居 建男*

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故以来、コンプトンカメラをはじめとする様々な放射線イメージングシステムの開発が行われている。既存のコンプトンカメラやピンホール型のカメラのような2次元の計測ではなく、360度方向の測定を可能とする検出器としてフラクタル形状を用いた検出器(FRIE)を開発した。また、この検出器の特性に合わせて、逆問題解析手法を最適化することで、3次元の放射線画像再構成を実現している。ここでは、シリーズ発表の一環として、本検出器システムを用いた環境中でのフィールド試験結果について報告する。

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